戌の日

二人目の安産祈願のために中山寺へ。休日の戌の日は生憎の天気にもかかわらずかなりの人出であった。祈祷の効果など信じていないから、はっきり言ってこの時期は コロナ感染リスク>祈祷の効果 に思えた。自分たちを含めて集まっている全員アホだ。郵送で祈祷済みの腹帯?を送ってもらえるらしい。それだけでも8千円である。冷静でいられたならもちろん出さない額だ。果たして一日いくら稼ぐのか。中山寺、恐ろしい施設である。

前は気づかなかったが、よだれ掛けのようなものに安産祈願の言葉を書いて所定の場所に掛ける謎の儀式が流行していた。はっきり言って何を書くのかよく分からなかったが、みんな前の人の書いた内容を真似ていた。正しい姿なのかどうかは全くわからず、永遠に伝言ゲームを繰り返しているようで少し面白かった。

お礼参りのオプションの祈祷で、効果の持続期間が課金額によって増えるのも少しツボだった。仏は案外がめついものだ。

中山寺

  • 安産祈願の基本料金:8,000円
  • 安産祈願の祈祷:20,000円
  • お礼参りの基本料金:1,600円
  • お礼参りのオプション10日間〜3ヶ月間効果持続で料金が段階的に上がる